着圧ソックスには、昼用とおやすみ用のものがあります。
着圧ソックスはhpa(ヘクトパスカル)と呼ばれる単位で圧力の強さか表されます。
通常は、昼用の着圧ソックスは圧力が高く作られていて、おやすみ用の着圧ソックスは圧力が弱めになっています。
人間の体は、心臓により血液が全身を循環していますが、着圧ソックスはその血液の循環をスムーズにするためのものです。
日中は、人間は立って過ごすことが多い為、足の血液が滞ることで血液の循環が悪くなり、そのことが理由でむくみや血行不良が起きています。
着圧ソックスはその血行不良を防ぐ目的で使用されます。
そのため立って過ごすことの多い日中は圧力が強めの着圧ソックスを使用すると効果があります。
ただし、圧力が強ければよいというものでもなく、自分の状態に合った着圧ソックスを履く必要があります。
しめつけが強すぎるとかえって血液の循環を妨げてしまい、むくみや血行不良が悪化する可能性があります。
おやすみ用の着圧ソックスは圧力も弱めにできているため、着圧ソックスを初めて利用する人や、手軽に始めたい人にもおすすめです。
おやすみ用の着圧ソックスには、爪先部分が開いているデザインのものがあるので就寝中の足の蒸れも気になることはありません。
着圧ソックスには、ふくらはぎタイプのものと、太ももタイプのものがあります。
特に足のむくみや血行不良がひどい人には太ももタイプの着圧ソックスの着用をおすすめします。
私も太ももタイプの着圧ソックスを利用したことがありますが、足全体をつつんでくれるため、全体を引き締める効果がありました。
着圧ソックスをつけている間は足全体が軽くなりました。
ふくらはぎタイプのものも、パンツスタイルであれば、周りの人に気づかれることはなく、また太ももタイプよりも手軽に着用できる点でおすすめです。
色も、肌に近い肌色のものから、タイツ感覚で履ける黒や茶色など、好みの色を選ぶことができます。
ふくらはぎタイプの着圧ソックスは、太ももタイプのものに比べて値段も低めなので、試しに着圧ソックスを使ってみたいと思っている人に良いと思います。
着圧ソックスは、使い始めると足が軽くなったり、疲れを軽減してくれたり、むくみを改善してくれたりとメリットがたくさんあります。
洗濯機で洗えるものが多いので、毎日の負担も少ないです。
まだ試したことのない方は、ふくらはぎ用の着圧ソックスやおやすみ用の着圧ソックスから試してみてはいかがでしょうか。